透明感のあるホワイトカラーを叶えるためのブリーチ工程と、事前に知っておきたい注意点を解説。髪を白っぽく仕上げるために大切な考え方をiLe視点でまとめます。
ホワイトカラーは「引き算」の繊細なデザイン
髪を白っぽく、限りなく無彩色に近づけていくホワイトカラーは、ヘアカラーのなかでも特に難易度の高い領域です。ベースとなる髪のメラニンや、これまでに重ねてきた色素をていねいに抜き切ったうえで、はじめて透明感のある明るさが生まれます。憧れのホワイトカラーを目指すなら、まず「どんな工程を踏むのか」「何に気をつけるべきか」を知っておくことが、仕上がりと髪の状態を左右します。
ホワイトカラーまでの基本的な工程
1. 履歴とコンディションの診断
黒染めやセルフカラー、過去のブリーチなど、髪が歩んできた履歴は人それぞれです。同じ「黒髪」に見えても内部のダメージや残留色素は大きく異なります。まずは現在の髪の状態を見極めることが、ホワイトカラー成功の出発点になります。
2. ホワイトブリーチで土台をつくる
ホワイトカラーの透明感は、土台となるブリーチの精度で決まります。いわゆるホワイトブリーチでは、黄みやオレンジみを残さないところまで明度を引き上げていく必要があり、多くの場合は一度ではなく複数回に分けて進めます。ここで無理に一気に抜こうとすると、髪への負担が大きくなってしまいます。
3. 仕上げのカラーで色みを整える
白っぽい質感は、ブリーチ後に薄く色みをのせて黄みを打ち消すことで完成します。狙うトーンによって、ほんのり青み・紫みを効かせたり、限りなくクリアに寄せたりと、繊細な調整が入ります。
知っておきたい注意点
ダメージはゼロにはできない
大前提として、ブリーチは髪に負担のかかる施術です。「絶対に傷まない」ということはありません。だからこそ、髪の体力に合わせて工程を分け、必要以上に攻めすぎない設計が重要になります。ハイトーンで白っぽく仕上げたいときほど、回数や期間に余裕を持つ考え方が大切です。
一度の来店で完成しないこともある
髪の履歴やダメージ状況によっては、ホワイトカラーをその日のうちに完成させるのが難しいケースもあります。何回かに分けて理想に近づけていくことが、結果的に髪を守りながらきれいな明るさへ到達する近道になります。
色落ちまで見据える
ホワイト系の色みは比較的早く抜けていく傾向があります。色落ちの過程も含めてどんな表情になるかを想定しておくと、退色後も楽しみやすくなります。
iLeの考え方
iLeのシグネチャーであるエフェクトブリーチは、ダメージ履歴を10段階で診断し、過酸化水素の濃度をミリ単位で調整する「パーソナル減力」によって、髪の芯を残しながら透明感のあるハイトーンを目指す技術です。黒染めやセルフカラーといった複雑な履歴にも向き合い、色落ちの美しさまで設計します。
ホワイトカラーへの道のりは人それぞれ。理想の白っぽさと髪の状態、その両方を大切にしたい方は、まずカウンセリングやメニューから相談してみてください。