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— COLUMN / June 30, 2026

シルバー・ホワイトシルバーに近づけるためのブリーチ設計

透明感のあるシルバーカラー、ホワイトシルバーを目指すためのブリーチ設計の考え方を解説。ブリーチは何回必要か、髪の芯を守る設計についてiLeの視点でまとめました。

シルバーカラーは「ベースづくり」がすべて

くすみのある透明感、青みを含んだクールな質感——シルバーカラーやホワイトシルバーは、近年とても人気の高い色味です。けれども、この色味の美しさを決めるのは、実はカラー剤そのものよりも「ブリーチで作るベース」です。

シルバー系は彩度の低い寒色を髪に乗せていく色です。そのため、ベースに黄色みやオレンジみが残っていると、せっかくのシルバーが濁って見えてしまいます。理想に近づけるには、髪のメラニンをしっかり抜き、ニュートラルに近い明るいベースを作ることが前提になります。

ホワイトシルバーに「ブリーチ 何回」必要か

「シルバーやホワイトシルバーにするにはブリーチ 何回かかりますか」というご質問はとても多いものです。結論から言うと、回数は一概に決められません。なぜなら、必要な回数は一人ひとりの髪の状態によって大きく変わるからです。

判断の材料になるのは、たとえば次のような要素です。

回数を左右する主な条件

  • 髪のもともとの明るさ・メラニン量
  • 過去のカラーやブリーチの履歴
  • 黒染めやセルフカラーの有無
  • ダメージの蓄積具合

ホワイトシルバーのように白に近い領域を目指すほど、ベースを高い明度まで引き上げる必要があり、複数回のブリーチが想定されることもあります。一方で、グレー寄りのシルバーであれば、より少ない負担で表現できる場合もあります。大切なのは「最短の回数」ではなく、髪の状態に対して無理のない設計を組むことです。

髪の「芯」を守りながら明度を上げる

ブリーチは髪に少なからず負担をかける施術であり、リスクをゼロにすることはできません。だからこそ、どう負担を最小限に抑えるかという設計が重要になります。

iLeの代表・酒井元樹が体系化したエフェクトブリーチは、ダメージ履歴を10段階で診断し、過酸化水素の濃度をミリ単位で調整する「パーソナル減力」によって、髪の芯を保ちながら明度を引き上げていく考え方です。黒染めやセルフカラーといった複雑な履歴にも向き合い、切れ毛のリスクを抑えながら、透明感のあるハイトーンのベースづくりを目指します。

また、シルバー系は時間とともに退色していく色でもあります。退色していく過程の色味まで含めて美しく設計できるかどうかは、仕上がりの満足度を大きく左右するポイントです。

まずはカウンセリングで設計を

シルバーカラーやホワイトシルバーは、ベース設計の精度がそのまま発色の美しさにつながります。理想の色味、髪の履歴、そして無理のない回数を含めて、まずは一緒に設計を考えていくことをおすすめします。

エフェクトブリーチの考え方はこちらで詳しくご紹介しています。サロンやメニューの情報とあわせて、あなたの髪に合った道筋を見つけてみてください。