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— COLUMN / July 31, 2026

ダブルカラーとは?1日で透明感を出す仕組みを解説

ダブルカラーとは何か、ブリーチとオンカラーの2工程で透明感を出す仕組みをわかりやすく解説。仕上がりの質感やダメージとの向き合い方まで、iLeの視点でお伝えします。

透明感のあるハイトーンや、くすみを効かせた繊細なカラー。SNSで見かける「抜け感」のある髪色の多くは、実は一度の染色では再現しきれません。その背景にあるのが「ダブルカラー」という考え方です。

ダブルカラーとは

ダブルカラー とは、髪を明るくする工程と色をのせる工程を、同じ日に2段階で行う施術のことです。一般的には「ブリーチ オンカラー」と呼ばれる組み合わせを指し、まずブリーチで髪のメラニン色素を抜き(脱色)、その上から狙いの色味を重ねていきます。

なぜ2工程が必要なのでしょうか。日本人の髪はもともと赤みやオレンジみを含んでいるため、明るいカラー剤を1回のせただけでは、その下地の色が透けて濁って見えてしまいます。ダブルカラーは、いったん明るい土台をつくってから色をのせることで、下地の影響を受けにくくし、透明感や淡い色味を表現しやすくするのです。

ブリーチとオンカラーの役割

1工程目のブリーチは、色を「入れる」ためではなく「抜く」ための工程です。ここでどこまで明るく、どんなトーンまで持っていくかが、仕上がりの透明感を大きく左右します。

2工程目のオンカラー(オンカラー=抜いた髪に色を重ねること)で、ようやく髪色が決まります。同じブリーチの土台でも、のせる色によってベージュにもグレージュにもピンク系にも展開できるため、デザインの幅はとても広くなります。

1日で透明感が出る仕組み

ダブルカラーが1日で完結できるのは、明るくする工程と色をのせる工程を連続して行うからです。土台づくりと発色を同じ来店内で調整できるため、狙ったトーンに近づけやすいという利点があります。

ただし、ブリーチは髪への負担をともなう施術です。無理に一度で明るくしようとすれば、髪の芯となる部分まで傷めてしまうことがあります。だからこそ、髪の状態を丁寧に見極めながら進めることが欠かせません。

iLeのエフェクトブリーチという考え方

iLeでは、共同代表の西村 涼と酒井 元樹が共同で開発・体系化した独自のブリーチ技術「エフェクトブリーチ」を用いています。髪のダメージ履歴を10段階で診断し、脱色に使う2剤(オキシ)の過酸化水素濃度をミリ単位で調整する「パーソナル減力」によって、髪の芯を残しながら透明感のあるハイトーンを目指す設計です。

ブリーチである以上、負担をゼロにすることはできません。それでも、一人ひとりの履歴に合わせて減力を設計することで、切れ毛のリスクを抑えながら、色落ちの過程まで美しく見えるようにデザインしていきます。黒染めやセルフカラーなど、複雑な履歴を含む髪にも向き合える技術です。詳しくはエフェクトブリーチのページでご紹介しています。

施術前に知っておきたいこと

ダブルカラーは、なりたい色を叶えやすい一方で、髪の状態や過去のカラー履歴によって仕上がりや進め方が変わります。理想のイメージがある場合は、カウンセリングでできるだけ具体的に共有していただくとスムーズです。

透明感のあるカラーをじっくり考えたい方は、メニューサロン一覧もあわせてご覧ください。あなたの髪に合った一色を、一緒に見つけていけたらと思います。