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— COLUMN / October 8, 2026

40代・50代から楽しむハイトーン・デザインカラー|大人の髪を活かす設計

デザインカラーのヘアスタイル

40代・50代でもハイトーンやデザインカラーは楽しめます。白髪や髪のゆらぎを活かしながら、ダメージを最小限に抑える大人のハイライト設計を、髪の仕組みとともに解説します。

40代・50代でもハイトーンは楽しめます

結論からお伝えすると、年齢を重ねてからのハイトーンやデザインカラーは、むしろ髪質の変化を味方につけられる選択肢です。大切なのは、明るさだけを追うのではなく、今の髪の状態を正しく読み、ダメージを最小限に抑える設計をすること。40代・50代だからこそ似合う、上品で透明感のあるカラーは十分に実現できます。

白髪や髪のゆらぎは「隠すもの」と考えられがちですが、デザインカラーの世界では、それらを明るさのグラデーションに取り込むことができます。白髪が増え始めた髪は、部分的に地毛よりも明るく見えるため、ハイライトやローライトと自然になじみやすいという利点があるのです。

なぜ大人の髪は慎重な設計が必要なのか

髪の芯で起きていること

ブリーチは、髪内部のメラニン色素をアルカリ剤と過酸化水素の働きで分解し、明るくしていく技術です。このとき薬剤はキューティクルを開き、コルテックスへと浸透します。過酸化水素の力が強すぎたり、髪の状態に合っていなかったりすると、髪の強度を支えるジスルフィド結合(S-S結合)が切れ、システイン酸へと変化してしまい、これが切れ毛やパサつきの原因になります。

年齢とともに髪は細くなり、CMC(細胞膜複合体)の減少などによってポーラス毛(内部がスカスカになった状態)に傾きやすくなります。つまり、若い頃と同じ感覚でブリーチをすると、ダメージが大きく出やすいのです。だからこそ、大人のハイトーンには一人ひとりの髪に合わせた繊細な設計が欠かせません。

40代 ハイトーンで押さえたいこと

40代 ハイトーンを楽しむなら、根元から毛先までを一律に明るくするのではなく、顔まわりや表面に立体感をつくるデザインがおすすめです。負担を一点に集中させず、髪全体のバランスで明るさを見せることで、仕上がりの印象も軽やかになります。

iLeのエフェクトブリーチという考え方

iLeのシグネチャー技術である「エフェクトブリーチ」は、共同代表の西村涼と酒井元樹が共同で開発・体系化したものです。まず、これまでのダメージ履歴を10段階で診断します。黒染めやセルフカラーといった複雑な履歴がある髪も、その蓄積を読み解いたうえで方針を立てます。

そのうえで、過酸化水素の濃度をミリ単位で調整する「パーソナル減力」を行います。髪の芯を残しながら必要な明るさを引き出すことで、断毛を防ぐ設計です。ブリーチである以上リスクをゼロにはできませんが、こうした積み重ねでダメージを最小限に抑えていきます。

色落ちの過程までを計算に入れる考え方も特徴です。退色していく途中の色合いまで美しく移ろうよう設計するため、時間が経ってからのくすみや黄ばみに悩まされにくくなります。

50代 デザインカラー、大人のハイライトという選択

50代 デザインカラーでは、白髪を活かしたハイライト設計が特に相性の良い手法です。明るい筋を効果的に入れることで、伸びてきた根元の白髪が目立ちにくくなり、メンテナンスの間隔にもゆとりが生まれます。

大人 ハイライトは、派手さではなく奥行きと上質さを演出するためのもの。肌なじみの良いトーンを選べば、顔色まで明るく見せてくれます。年齢を理由にあきらめる必要はありません。

ご自身の髪で何ができるのか気になった方は、エフェクトブリーチの考え方やスタイリスト紹介を、気軽にのぞいてみてください。